懐妊秘書はエリート社長の最愛妻になりました


「ありがとうございます!」


里帆はぴょこんと弾むように頭を下げた。
これで、ひとまず古巣の店に恥をかかないで済む。


「ただし足手まといだと感じたら容赦なく切るからな」


釘を刺されてドキッとしたものの、里帆は「はい! 精いっぱいやらせていただきます!」と元気良く答えた。

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