復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ3〜
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十月のある日、屋上に続く人気のない階段に、麗羅たちは座り込んで、話をしていた。

「はーっ、ムッカツク、藤原環奈!」

麗羅は、駄々っ子のように足をジタバタさせ、腹の底から不満を吐き出す。

「相変わらず雅彦くんとはラブラブですって見せつけるみたいに、一緒に歩いているしさぁ。こっちが親切に教えてやってるのに、あんたはブスで不釣り合いだよって」

いじめギリギリのことをしていたが、あくまで教えてやっているという考えで、麗羅は自分を正当化していた。

うんうん、と腕を組んだ由愛が、うなずいて同意をする。

「ほんと、しぶといよねぇ。泣きもしないし、ゴキブリみたいな精神って感じ」
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