復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ3〜
大きな足音を出したりするのに役に立つくらいで、自分から考えで行動をしないので、真紀を引き入れたことを、麗羅は内心後悔していた。
それに比べてーー麗羅は由愛に視線をやる。
由愛はかわいい顔をしているが、中学のとき、麗羅と組み、腹の立つ女子を何人か不登校に追い込んだ実績がある。
麗羅の前では、麗羅ちゃーん、と花の咲くような甘い声を出すが、トゲを持つバラのよう一面があるのだ
「由愛、次はどうしたらいいかな?」
麗羅が、猫撫で声で聞く。うーん、と由愛は子猫のように首をかしげた。
「ちょっと考えたんだけどさ、藤原環奈の弱味を握るっていうのはどう?」
「弱味?」
予想していなかった言葉に、麗羅は片眉をあげて、聞き返す。そうそう、と由愛がうなずく。
それに比べてーー麗羅は由愛に視線をやる。
由愛はかわいい顔をしているが、中学のとき、麗羅と組み、腹の立つ女子を何人か不登校に追い込んだ実績がある。
麗羅の前では、麗羅ちゃーん、と花の咲くような甘い声を出すが、トゲを持つバラのよう一面があるのだ
「由愛、次はどうしたらいいかな?」
麗羅が、猫撫で声で聞く。うーん、と由愛は子猫のように首をかしげた。
「ちょっと考えたんだけどさ、藤原環奈の弱味を握るっていうのはどう?」
「弱味?」
予想していなかった言葉に、麗羅は片眉をあげて、聞き返す。そうそう、と由愛がうなずく。