復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ3〜
「はーい、私たちがついているから大丈夫です」
麗羅が、胸元で手をあげながら、甲高い声で言う。
女子たちが戻ってきたので、木村はすぐに去った。
環奈と美玖が教室入ると、麗羅がこちらを見て、ニヤリと笑った。
真紀は、元気その物といった表情で、早速炭酸ジュースを飲んでいる。
その瞬間、あっ、と環奈は気付いた。
ーーさっきのは仮病だったのではないだろうか。もしかしたら、持ち物になにかイタズラをされたのでは。
すぐにお守り代わりのおもちゃの指輪が頭をかすめた。
あれを捨てられていたらどうしよう!ーー環奈は自分の机に走り、制服を手にした。
麗羅が、胸元で手をあげながら、甲高い声で言う。
女子たちが戻ってきたので、木村はすぐに去った。
環奈と美玖が教室入ると、麗羅がこちらを見て、ニヤリと笑った。
真紀は、元気その物といった表情で、早速炭酸ジュースを飲んでいる。
その瞬間、あっ、と環奈は気付いた。
ーーさっきのは仮病だったのではないだろうか。もしかしたら、持ち物になにかイタズラをされたのでは。
すぐにお守り代わりのおもちゃの指輪が頭をかすめた。
あれを捨てられていたらどうしよう!ーー環奈は自分の机に走り、制服を手にした。