復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ3〜

焼けたトーストの上に目玉焼きを乗せ、昨日の夕飯の残りのサラダを冷蔵庫から出した。

目玉焼きは半熟でばっちり。
環奈の好みの仕上がりで、「いただきま〜す」と食べて、にっこりとした。

あぁ。やっぱり目玉焼きは半熟が最高だね。固焼きじゃあこうはいかない。
　溢れ出た柔らかい黄身とサクサクしたトーストの混ざり合った美味しさを噛みしめながら思う。

環奈は、壁にかけられた時計をチラリと見る、新学期が始まったら、お弁当作りもしなければいけない。

そのため、もう少し早く起きなければいけなくなるだろう。

五時半くらいに起きたら余裕かな、と
考えながら、環奈はさっと皿洗いをすませ、布巾で拭いた食器類を戸棚に戻した。