復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ3〜
ひとしきり泣いた環奈が、鼻をすすっていると、どこかから話し声が聞こえてきた。
女子二人組のようで、キャッキャっと高いテンションで会話をしている。
「え〜それマジなの?」
「ホントだって!あの体育館裏のトイレには女神様がいるらしいよ。マリア様っていうんだって!」
「マリア様?」
「そう。強い願いを持つ人の前にだけ現れて、願いをなんでも叶えてくれるんだって!」
願いを叶えてくれるーーその言葉に環奈は、はっと顔をあげた。
廊下の向こうから、ふたつの影が伸びており、環奈のところから、床にうつった影だけだ見えた。
環奈は息をひそめて、耳をそばだてる。
「なんでも⁉︎ でも、どうやって呼ぶの?」
女子二人組のようで、キャッキャっと高いテンションで会話をしている。
「え〜それマジなの?」
「ホントだって!あの体育館裏のトイレには女神様がいるらしいよ。マリア様っていうんだって!」
「マリア様?」
「そう。強い願いを持つ人の前にだけ現れて、願いをなんでも叶えてくれるんだって!」
願いを叶えてくれるーーその言葉に環奈は、はっと顔をあげた。
廊下の向こうから、ふたつの影が伸びており、環奈のところから、床にうつった影だけだ見えた。
環奈は息をひそめて、耳をそばだてる。
「なんでも⁉︎ でも、どうやって呼ぶの?」