復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ3〜
通学カバンを小脇にはさみ、熱源を探す。
熱いのは、マリア様がくれたネックレスの十字架だった。焼けつくように熱いそれを、制服の下から引っ張り出す。
どんどん熱さを増していく十字架を手にしていると、身体中の血管が沸騰するような異様な感覚を覚えて、環奈は目を閉じた。
一瞬、視界が真っ暗になり、頭に閃光が走ったーー。
熱いのは、マリア様がくれたネックレスの十字架だった。焼けつくように熱いそれを、制服の下から引っ張り出す。
どんどん熱さを増していく十字架を手にしていると、身体中の血管が沸騰するような異様な感覚を覚えて、環奈は目を閉じた。
一瞬、視界が真っ暗になり、頭に閃光が走ったーー。