復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ3〜
すると、見慣れない真っ赤な色のアプリがひとつあった。

それはいつも使っているメッセージ交換アプリの横にあり、妙な存在感を放っていた。

環奈は怪訝に思いながらも、タッチする。

【♡由愛♡】

というアカウントが表示されており、未送信のメッセージがすでに作成されていた。

【†傲慢† 弱者をいつくしまず、容易く踏みにじるあなたは、赤く染まりながら、頭を垂れて許しを乞うだろう】

不気味な文章だった。こんなアプリインストールした覚えはなく、由愛のアカウントなんて交換していないので、知っているわけがない。


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