復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ3〜
「だから謝ったじゃん、ごめんなさーい」

小バカにしたように半笑いする由愛だったが、次第に様子が変わってきた。

突然、だらだらと汗を流し、苦しそうな顔をしている。

それなのに、寒空の下にいるように、ガタガタと震えながら、こう言った。

「……ごめんなさい、ごめんなさい」

頭を何度も下げ出す。まるで壊れた水飲み鳥のおもちゃのようで、どんどんスピードがあがっていく。

あまりの速さと、先ほどとまったく違う言動に吉野たちは目を丸くしていた。

「ちょ、ちょっと、由愛?」

思いもよらぬ由愛の行動に麗羅も戸惑っている。真紀も物食う手を止めていた。

「ーーっ、すみません、すみません!」

由愛がなにかに怯えるように大声をあげる。
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