復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ3〜
「あっ、私、ちょっと用事があるから」
環奈はそう言って教室を出た。
ずっと足が震えていて、上手く歩けない。
校舎を出た環奈は体育館へと向かう。
誰にも見られていないことを注意深く確認して、あのトイレへ入った。
真っ暗なトイレの中で手を合わせ、
「マリア様、マリア様……」
とうわずった声で呼ぶ。
少しすると、明るい光に包まれ、マリア様の影が壁に現れた。
『使い人、環奈よ。よくやりました。あなたのおかげで七つの大罪のひとつ、傲慢を裁くことができました』
環奈はそう言って教室を出た。
ずっと足が震えていて、上手く歩けない。
校舎を出た環奈は体育館へと向かう。
誰にも見られていないことを注意深く確認して、あのトイレへ入った。
真っ暗なトイレの中で手を合わせ、
「マリア様、マリア様……」
とうわずった声で呼ぶ。
少しすると、明るい光に包まれ、マリア様の影が壁に現れた。
『使い人、環奈よ。よくやりました。あなたのおかげで七つの大罪のひとつ、傲慢を裁くことができました』