復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ3〜
「そうだとしたら、私には無理です!使い人なんて、怖くてもうできません……」

環奈は肩を震わせながら、泣いた。

七つの大罪ということは、あと六人もあのようなむごたらしい最後を与えなければならない。

確かに由愛はイヤな子だった。だけど、あんな最後はあんまりだ。

『おぉ、使い人、環奈よ。これはあなたにしかできない使命なのです』

「無理です!もう無理です!」

環奈は、大泣きしながら、トイレから逃げるように出て行った。
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