復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ3〜
罪人
翌朝。
学校へ向かっていると、雅彦の母からメッセージが届いていた。環奈はドキリとする。雅彦に何かあったのでは。
【雅彦の指先が少し動いたの。先生が良い兆候って言ってくださったのよ。短いけど動画送るね】
動いた、という言葉に胸が弾む。メッセージの下の動画を再生した。
雅彦が病院のベッドで目を閉じている。雅彦の母が呼びかけると、反応するようにかすかに指先が動いていた。
それを見て、環奈の心の中に光が射した。
きっと使い人になって七つの大罪を集めているからだ。
ーー今日もがんばろう。雅彦のために。
学校へ向かっていると、雅彦の母からメッセージが届いていた。環奈はドキリとする。雅彦に何かあったのでは。
【雅彦の指先が少し動いたの。先生が良い兆候って言ってくださったのよ。短いけど動画送るね】
動いた、という言葉に胸が弾む。メッセージの下の動画を再生した。
雅彦が病院のベッドで目を閉じている。雅彦の母が呼びかけると、反応するようにかすかに指先が動いていた。
それを見て、環奈の心の中に光が射した。
きっと使い人になって七つの大罪を集めているからだ。
ーー今日もがんばろう。雅彦のために。