復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ3〜
はしゃぎながら弁当やサンドイッチを食べていた吉野たちの輪に、真紀が文字通り雪崩れ込む。

机の上から、食べ物が落下して、吉野たちは、呆然としていた。

真紀は、さっと中腰になり、床に落ちた唐揚げや卵焼き、サンドイッチから落ちたソースのついたレタスを手で拾い、むしゃむしゃと食べ出した。

一緒に床のほこりなども食べている。

「うわ……」と吉野たちが引きつった顔をしている。

落ちた物をちゅうちょなく食べる真紀は野生動物のようだった。

「たりない……たりない……」

口の周りにつけた食べ物をボトボト落としながら、真紀が教室内をうろつきだす。
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