復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ3〜

教室の隅でスマホのゲームの話をしていた山田たち男子の、コンビニ弁当やおにぎりを力ずくで奪う。

「やめろよ！」と山田が、手をつけていないコンビニ弁当を取り返そうと、真紀の肩をつかむ。

真紀は表情を変えずに、山田のほほを平手打ちした。

「ぎゃあっ」と悲痛な悲鳴をあげ、山田はロッカーまでふっとんだ。
いくら真紀の体が大きいとはいえ、異常な力だった。

山田は失神したらしく、ぐったりしている。他の男子が、必死に声をかけると、うう、とうなされるように、山田は声をもらしていた。

真紀はそんなことおかまいなしで、コンビニ弁当を開けようとしたが、テープでしっかりとめられており、なかなか外れない。