復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ3〜
真紀は痺れを切らしたのか、コンビニ弁当を角からプラスチックの入れ物ごとかじりだした。

口の中がプラスチックの角で切れたらしく、口を動かすたびに血が流れている。
コンビニのおにぎりもプラスチックの包みごと、一口で食べてしまった。

「パリパリしておいしい〜」と恍惚の表情を浮かべている。
しかし、すぐその顔がくもる。

「たりない……たりない……」

そう不満そうにつぶやき、またうろうろしだす。
クラスメイトたちは、悲鳴をあげて逃げ回っていた。

「おい、あいつ止めろよ!友達だろ」

山田を介抱している男子たちが麗羅に向かって怒鳴る。

「いやっ、なんで私が!?」と麗羅はそれ以上の大声をあげて、拒否していた。



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