復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ3〜
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「美玖ちゃ〜ん、ホームルーム始まる前にトイレ行こっ」

美玖の返事を聞くことなく、麗羅がぐいぐいと手を引っ張っていく。
教室から出て行く後ろ姿を、環奈は苦々しい気持ちで見つめていた。

その時、環奈の怒りが移ったように十字架が熱くなった。

きっと麗羅の罪に反応しているんだ、とすぐに気づく。

環奈は深呼吸をして、十字架を握り、目を閉じた。
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