復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ3〜
あっ、と環奈は思ったが、とっさに隠すことができず、片手に隠しカメラとスマホを持って。立ち尽くしているのを見られてしまった。
瞬時に状況を理解した木村の顔から引き潮のように笑顔が消えて行く。
「先生がこの隠しカメラに映ってました。先生、どうしてこんな物を教室に……」
木村が映し出された瞬間を静止したスマホの画面を見せながら、環奈は震える声で問いかける。
だが木村は、白い歯を見せて、微笑んできた。
「ああ、それにはちゃんとした理由があるんだ。さぁ、大事な物だから返してくれ」
瞬時に状況を理解した木村の顔から引き潮のように笑顔が消えて行く。
「先生がこの隠しカメラに映ってました。先生、どうしてこんな物を教室に……」
木村が映し出された瞬間を静止したスマホの画面を見せながら、環奈は震える声で問いかける。
だが木村は、白い歯を見せて、微笑んできた。
「ああ、それにはちゃんとした理由があるんだ。さぁ、大事な物だから返してくれ」