復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ3〜
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教師という仕事は自分にとってまさに天職だ、と木村は思う。

生徒たちは時に子供のように素直で、時に反抗的で、授業も教えがいがある。
なにより、生徒たちは、木村の変わった性癖を満たしてくれるのだ。

木村は生身の生徒に性的興奮を覚えたことは一度もなかった。

しかし、教師がいないときに、こっそり盗み聞きする生徒たちの会話に、小さな興奮を感じていることに気づき、さらなる興奮を求めて、ついに隠しカメラを仕掛けるようになっていた。

隠しカメラに映る生徒たちの映像に、木村は異様な高揚感を覚えた。

脳みそが熱く煮えたぎり、全身にドックンドックンと血が流れていく。
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