復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ3〜
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環奈が現実に戻り、木村の異常な性癖と欲望に身体を震わせていると、ガラリと戸が開いた。

「藤原、見つけた……」

木村が悠然と立っていた。息切れひとつしていない。

環奈は立ちあがってにげようとしたが、木村が飛びかかってきた。

口元を押さえられて、後ろから羽交い締めにされる。

環奈のスマホが床に落ちた。
力の限り暴れまくり、逃げようとするが、木村との力の差は歴然で、逃れることはできない。

そのままバランスを崩し、環奈と木村は床に倒れ込んだ。身体中に激痛を感じたが、木村に口をおさえつけられているので、くぐもった悲鳴しかあげられない。

「藤原にはお仕置きが必要だな……」

ぐっと木村の腕に力が入る。

環奈は必死に身をよじり、スマホの画面が目に飛び込んできた。
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