復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ3〜
環奈には目もくれず、スズメバチは容赦なく、木村の顔、腕と針を刺す。うじゃうじゃとスズメバチに囲まれた木村は、発狂したような悲鳴をあげる。
ーーあなたがはずかしめた人の数だけ、針が突き刺さるだろう。
それは、スズメバチの針のことだったのだ、と環奈は息をのむ。
スズメバチに刺された場所は、ぼっこりと腫れていき、木村の顔は原型をとどめないほど腫れあがり、別人のようになっていた。まるで肉まんじゅうのような醜い顔だ。
ぐうぅ、とくぐもった声をあげ、木村がのどをかきむしる。
腫れあがった顔から、かろうじて見えた両目は真っ赤だった。見開くようにして、木村は泡を吹き、倒れた。
それを待ってたかのように、スズメバチたちは、羽音をたてて、窓から外へと飛んでいった。
環奈は、いたた、と顔を押さえながら、立ちあがり、倒れて動かない木村を見下ろす。
ーーあなたがはずかしめた人の数だけ、針が突き刺さるだろう。
それは、スズメバチの針のことだったのだ、と環奈は息をのむ。
スズメバチに刺された場所は、ぼっこりと腫れていき、木村の顔は原型をとどめないほど腫れあがり、別人のようになっていた。まるで肉まんじゅうのような醜い顔だ。
ぐうぅ、とくぐもった声をあげ、木村がのどをかきむしる。
腫れあがった顔から、かろうじて見えた両目は真っ赤だった。見開くようにして、木村は泡を吹き、倒れた。
それを待ってたかのように、スズメバチたちは、羽音をたてて、窓から外へと飛んでいった。
環奈は、いたた、と顔を押さえながら、立ちあがり、倒れて動かない木村を見下ろす。