復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ3〜
「言い訳してんじゃねえよ! あんた友達のふりして、一番性格悪いから。私らより、藤原環奈を騙してひどいことしてるじゃない」

その言葉が矢のように、美玖の胸に突き刺さる。

そうだ……私は、雅彦くんの彼女だから環奈と友達になるため近づいたんだ。
環奈がそのことを知ったら、どんな顔をするだろう。

「だから、あんたに罰を与えてあげる。あんた、雅彦くんを呼び出して、藤原環奈と別れるように言いなさい」

麗羅が頭上から命令するように言ってくる。
美玖は、顔をあげて、首を横に振った。

「そ、そんなことできない!」

だが、麗羅が踏みつける足にさらに力が入り、美玖は悶絶した。
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