復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ3〜
マリア様の影を見ると、力が抜けて、環奈は座り込んでしまった。
『使い人環奈よ、六つ目の七つの大罪を裁きました。がんばりましたね』
『私、とっても疲れました……』
ふわりと環奈を包み込むように、温かい風がほほをなでる。
『今は少し休みなさい。今晩ですべて終わります。七つ目の罪を裁いたとき、あなたの恋人は目を覚まします』
「本当ですか? 今日で終わるんですね?」
環奈は疲れでうつらうつらとしながら、マリア様にきく。
『ええ、約束します。ワタクシは神の化身です。信じなさい、使い人環奈よ。今はゆっくりと身体を休めなさい』
マリア様の声をきいていると、ふわふわとした雲の布団に寝ているような心地よさを感じた。遠い昔、寝る前に絵本を読んでくれた母の声と重ねがなら、環奈はそっと目を閉じて、しばしの眠りについた。
『使い人環奈よ、六つ目の七つの大罪を裁きました。がんばりましたね』
『私、とっても疲れました……』
ふわりと環奈を包み込むように、温かい風がほほをなでる。
『今は少し休みなさい。今晩ですべて終わります。七つ目の罪を裁いたとき、あなたの恋人は目を覚まします』
「本当ですか? 今日で終わるんですね?」
環奈は疲れでうつらうつらとしながら、マリア様にきく。
『ええ、約束します。ワタクシは神の化身です。信じなさい、使い人環奈よ。今はゆっくりと身体を休めなさい』
マリア様の声をきいていると、ふわふわとした雲の布団に寝ているような心地よさを感じた。遠い昔、寝る前に絵本を読んでくれた母の声と重ねがなら、環奈はそっと目を閉じて、しばしの眠りについた。