復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ3〜
マリア様の影がすうっと、環奈の胸元の十字架のネックレスに飛び込んでくる。
トイレの中は真っ暗になり、環奈は手探りでそっと外へ出た。
夜の学校はすべてカギがかかって入れないのでは、と環奈は危惧したが、手をかざすと、マリア様の力のおかげで、ガチャリと音がして開いてくれた。
そのおかげで、屋上まで難なく行くことができた。
環奈は夜の校舎を足音を立てないように歩き、屋上の階段をのぼる。
ドアをあけ、屋上へ出ると雲の間から月光がさしこみ、どこか幻想的な光景が広がっていた。
十字架から光が溢れるようにもれ出て、地面にマリア様の平面の影ができた。
「マリア様、今からどうしたらいいんですか?」
もうすぐすべてが終わる、と環奈の心は浮き足立っていた。
トイレの中は真っ暗になり、環奈は手探りでそっと外へ出た。
夜の学校はすべてカギがかかって入れないのでは、と環奈は危惧したが、手をかざすと、マリア様の力のおかげで、ガチャリと音がして開いてくれた。
そのおかげで、屋上まで難なく行くことができた。
環奈は夜の校舎を足音を立てないように歩き、屋上の階段をのぼる。
ドアをあけ、屋上へ出ると雲の間から月光がさしこみ、どこか幻想的な光景が広がっていた。
十字架から光が溢れるようにもれ出て、地面にマリア様の平面の影ができた。
「マリア様、今からどうしたらいいんですか?」
もうすぐすべてが終わる、と環奈の心は浮き足立っていた。