復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ3〜
赤ん坊は青白いぶよぶよした皮膚で、腐ったような臭いが鼻をつく。
『マリア様の正体はワタシだよ。藤原環奈……』
赤ん坊が楽しげにそう言ってきた。
環奈は頭を鈍器で殴られたような衝撃を受けた。
「あ、あなたは一体誰なの?」
影の手に首をしめられながら、環奈はきく。
『ワタシ? ワタシはね、バカなママのせいで生まれてこれなかったかわいそうな名前のない幽霊』
ニタリと赤ん坊が笑いかけてくる。
環奈は絶句した。
神様の化身だと思っていたマリア様がまさか、こんな幽霊だったなんて。
「うぅ……」
尚も影の手は力を強くして、環奈の首をしめつけてくる。息をするのがやっとだ。
『マリア様の正体はワタシだよ。藤原環奈……』
赤ん坊が楽しげにそう言ってきた。
環奈は頭を鈍器で殴られたような衝撃を受けた。
「あ、あなたは一体誰なの?」
影の手に首をしめられながら、環奈はきく。
『ワタシ? ワタシはね、バカなママのせいで生まれてこれなかったかわいそうな名前のない幽霊』
ニタリと赤ん坊が笑いかけてくる。
環奈は絶句した。
神様の化身だと思っていたマリア様がまさか、こんな幽霊だったなんて。
「うぅ……」
尚も影の手は力を強くして、環奈の首をしめつけてくる。息をするのがやっとだ。