復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ3〜
※※※※※※※
ドンッと扉が開き、スマホを持った勇吾が屋上へ入ってきた。
貯水タンクに押しつけられて、触手のような影から首をしめられている環奈、さらにあの幽霊の赤ん坊が視界に飛び込んでくる。
『来たな、池上勇吾……』
赤ん坊がギロリとにらむように見てくる。
バンッと音をたてて、屋上のドアが勢いよく閉まる。
これで勇吾は逃げ場を失った。元より逃げる気などない勇吾は表情を変えずに赤ん坊に近づく。
「やっとトイレから出てきたのか。この悪霊が。いや死神っていったほうがいいか?」
勇吾は赤ん坊から視線をそらさずに言い放つ。
勇吾の言葉ひとつひとつに赤ん坊はいら立ちを隠せない様子だった。
ドンッと扉が開き、スマホを持った勇吾が屋上へ入ってきた。
貯水タンクに押しつけられて、触手のような影から首をしめられている環奈、さらにあの幽霊の赤ん坊が視界に飛び込んでくる。
『来たな、池上勇吾……』
赤ん坊がギロリとにらむように見てくる。
バンッと音をたてて、屋上のドアが勢いよく閉まる。
これで勇吾は逃げ場を失った。元より逃げる気などない勇吾は表情を変えずに赤ん坊に近づく。
「やっとトイレから出てきたのか。この悪霊が。いや死神っていったほうがいいか?」
勇吾は赤ん坊から視線をそらさずに言い放つ。
勇吾の言葉ひとつひとつに赤ん坊はいら立ちを隠せない様子だった。