復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ3〜
「お前がトイレにいる間は、警戒心が強くて石ころひとつ投げれなかったからな。七つの大罪の最後の呪いは絶対おれだという確信があった。
お前がおれのことをずっと目障りだと思っていたのはわかっていたからな。

そして思った通り、メッセージが来たから、おれは屋上に行く前に、あのトイレに行って、石をぶつけたけど、なにも起きず、お前がトイレにいないことを確認したんだ。

だから、簡単な爆弾を仕掛けたんだよ。
携帯電話に電話をかけたら、着信がスイッチになって、火薬に火がつくおもちゃみたいなやつだけど、油をたっぷりまいておいたから、燃えかたは保証するぜ」

そう、勇吾は毎日、爆弾の作り方を必死で勉強していたのだ。
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