復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ3〜
麗羅自分の言葉を、反すうするように、そうよ、とうなずく。
「気づいてないなら教えてあげたほうがいいよね。そのほうが本人のためだもん。ねぇ、由愛も協力してくれる?」
麗羅がチョコレートが溶けそうな甘ったるい声で問いかける。
「もちろん。だって麗羅ちゃんは由愛の親友だから」
マシュマロのような柔らかい声で由愛が言う。
「由愛、ありがと。さーて、どうやって教えてあげようかな」
八重歯をのぞかせて笑う麗羅の目はギラギラと輝いていた。