復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ3〜
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そんなことなど知らない環奈は雅彦と手をつないで、軽い足取りで歩く。
入学式の後片付けを在校生と教師が忙しそうに行っている。体育館の裏にシートで覆われたこじんまりとした建物があった。
あれが、生徒会長が言っていたトイレのことだと環奈は気づいた。
網戸のような細かい目のシートで薄っすらと向こう側が見える。話の通りボロボロだ。老朽化が進み、取り壊しの工事中のため鉄パイプで足場が組まれている。
なんだか薄気味悪くて、環奈は少し震えてしまった。
そんなことなど知らない環奈は雅彦と手をつないで、軽い足取りで歩く。
入学式の後片付けを在校生と教師が忙しそうに行っている。体育館の裏にシートで覆われたこじんまりとした建物があった。
あれが、生徒会長が言っていたトイレのことだと環奈は気づいた。
網戸のような細かい目のシートで薄っすらと向こう側が見える。話の通りボロボロだ。老朽化が進み、取り壊しの工事中のため鉄パイプで足場が組まれている。
なんだか薄気味悪くて、環奈は少し震えてしまった。