オオカミ様VS王子様 ~私を賭けたラブゲーム~
体が離れたかと思うと、すぐに腕を引かれて
私の家へと歩き出した。
「あ、あの…。」
家に着いて、お茶を入れて二人でソファに並
んで座る。
蓮人さんは無言のままお茶を飲んでいる。
やっぱり怒ってるのかな…。
「蓮人さん…。私……」
「前に言ったと思うんだけど。」
「え?」
少し冷えた手を優しく握って、低く囁かれ
る。この距離の蓮人さん、心臓に悪いよ…。
「あんまり可愛いこと言わないでって。」
か、可愛いこと…?あの時も思ったけど。
「私、そんなこと…」
「言ってるから。」
その言葉と同時に蓮人さんの胸に引き寄せら
れる。
「オレ、嫌われたかと思ったんだけど。」
蓮人さんの拗ねたような声は文化祭以来で、
いつもクールでかっこいい蓮人さんがかわい
く見える。
「私が蓮人さんのこと、嫌いになれるわけな
いです。」
いつも蓮人さんがしてくれるように、蓮人さ
んの髪を撫でる。
「嫌いにさせねーよ。」
甘えるような声とは打って変わって、少し意
地悪く囁かれて、体中が熱くなる。
「蓮人さんも覚悟してください。」
いつも私ばっかり意地悪言われるのは悔しい
から。体を少し離して、蓮人さんの頬にそっ
とキスを落とす。
「嫌いになんてさせませんから。」
自分で言ったくせに、顔が真っ赤になってい
くのがわかる。
「可愛すぎて嫌いになれそうにない。」
私の家へと歩き出した。
「あ、あの…。」
家に着いて、お茶を入れて二人でソファに並
んで座る。
蓮人さんは無言のままお茶を飲んでいる。
やっぱり怒ってるのかな…。
「蓮人さん…。私……」
「前に言ったと思うんだけど。」
「え?」
少し冷えた手を優しく握って、低く囁かれ
る。この距離の蓮人さん、心臓に悪いよ…。
「あんまり可愛いこと言わないでって。」
か、可愛いこと…?あの時も思ったけど。
「私、そんなこと…」
「言ってるから。」
その言葉と同時に蓮人さんの胸に引き寄せら
れる。
「オレ、嫌われたかと思ったんだけど。」
蓮人さんの拗ねたような声は文化祭以来で、
いつもクールでかっこいい蓮人さんがかわい
く見える。
「私が蓮人さんのこと、嫌いになれるわけな
いです。」
いつも蓮人さんがしてくれるように、蓮人さ
んの髪を撫でる。
「嫌いにさせねーよ。」
甘えるような声とは打って変わって、少し意
地悪く囁かれて、体中が熱くなる。
「蓮人さんも覚悟してください。」
いつも私ばっかり意地悪言われるのは悔しい
から。体を少し離して、蓮人さんの頬にそっ
とキスを落とす。
「嫌いになんてさせませんから。」
自分で言ったくせに、顔が真っ赤になってい
くのがわかる。
「可愛すぎて嫌いになれそうにない。」