オオカミ様VS王子様 ~私を賭けたラブゲーム~
第5章 真実の愛、始めました。
仲直りのデート
カーテンの隙間から覗く朝陽で目が覚めてい
く。
蓮人さんの匂いがする…。
目が覚めると、隣には蓮人さんの寝顔がすぐ
近くにあった。
初めて寝顔を見たけど、なんだか無防備で可
愛いな…。
いつもはかっこよくて、クールで、意地悪だ
から、蓮人さんの寝顔を独り占めできている
みたいで幸せだなぁ。
蓮人さんってよく見ると、まつ毛長いな…。
お肌も綺麗だし、髪もつやつや。
「オレに見惚れすぎじゃない?」
「わっ!」
寝ていたはずの蓮人さんの瞼が開かれ、瞬
間、腰を引き寄せられる。
「起きていたんですか?」
「オレが先にももに見惚れていたから
な。」
額をこつんとくっつけられて、視線を逸らせ
ない。
「蓮人さん…近い…です…。」
「れんと。」
「へっ?」
「蓮人って呼んでって言っただろ?」
その言葉で、昨日の夜のことを思い出す。
首筋に「好き」の印を残してくれた蓮人さん
との甘いひと時。
「呼ばないなら離れてあげないけど。」
「それはっ!」
今日はバイトだから離れてもらわなきゃ困
るっ!本当は離れたくないけど…。
「蓮人…。」
「うん。おはよ、もも。」
触れるだけのキスをして、私たちは微笑み合
った。
二人一緒にベッドから出て、二人一緒にキッ
チンに並び、二人一緒にソファに腰かけて、
二人一緒に朝食を食べた。
こんなに幸せな朝は初めて。
く。
蓮人さんの匂いがする…。
目が覚めると、隣には蓮人さんの寝顔がすぐ
近くにあった。
初めて寝顔を見たけど、なんだか無防備で可
愛いな…。
いつもはかっこよくて、クールで、意地悪だ
から、蓮人さんの寝顔を独り占めできている
みたいで幸せだなぁ。
蓮人さんってよく見ると、まつ毛長いな…。
お肌も綺麗だし、髪もつやつや。
「オレに見惚れすぎじゃない?」
「わっ!」
寝ていたはずの蓮人さんの瞼が開かれ、瞬
間、腰を引き寄せられる。
「起きていたんですか?」
「オレが先にももに見惚れていたから
な。」
額をこつんとくっつけられて、視線を逸らせ
ない。
「蓮人さん…近い…です…。」
「れんと。」
「へっ?」
「蓮人って呼んでって言っただろ?」
その言葉で、昨日の夜のことを思い出す。
首筋に「好き」の印を残してくれた蓮人さん
との甘いひと時。
「呼ばないなら離れてあげないけど。」
「それはっ!」
今日はバイトだから離れてもらわなきゃ困
るっ!本当は離れたくないけど…。
「蓮人…。」
「うん。おはよ、もも。」
触れるだけのキスをして、私たちは微笑み合
った。
二人一緒にベッドから出て、二人一緒にキッ
チンに並び、二人一緒にソファに腰かけて、
二人一緒に朝食を食べた。
こんなに幸せな朝は初めて。