オオカミ様VS王子様 ~私を賭けたラブゲーム~
「もも。来週、休みだよな。」
「うん!」
「行きたいところ、考えておけよ。」
私の行きたいところか…。どこがいいか
な…?
デートのことを想像するだけでワクワクしち
ゃうな。
「もも。ニヤニヤしてると、バイト遅れる
ぞ。」
蓮人の声にふと時計を見上げると、家を出る
時間まで15分を切っていた。
底知れない幸せを噛みしめて、ウキウキ気分
でバイトに向かった。
次の日、学校では。
「来週デートするんだけどね、どこがいいの
かな?」
「ももの行きたいところを言えばいいじゃ
ん。」
「玲くん!ちゃんと真剣に考えてあげなき
ゃ!」
行きたいところって言われても、蓮人と二人
ならどこでも楽しいし。
悩んだ末に、聖菜と玲悟くんに相談すること
に。
「つーか、いつの間に仲直りしてんだ
よ…。」
不満気に呟いた玲悟くんの声は、私の耳には
届かず。
「ももちゃん!最近できたショッピングモー
ルとかどう?」
聖菜はスマホで調べた画面を見せてくれた。
「広くて楽しそう!蓮人に言ってみるね!」
「れ、蓮人…!?」
呆れたように聖菜と私の話を聞いていた玲悟
くんが、突然驚いたように声をあげた。
「お前、蓮人さんのこと呼び捨てにしてたっ
け?」
昨日、いっぱい言わされてはご褒美?をくれ
て、呼び捨てには少し慣れた。
「仲直りして、呼び方も変わったという
か…。」
「うん!」
「行きたいところ、考えておけよ。」
私の行きたいところか…。どこがいいか
な…?
デートのことを想像するだけでワクワクしち
ゃうな。
「もも。ニヤニヤしてると、バイト遅れる
ぞ。」
蓮人の声にふと時計を見上げると、家を出る
時間まで15分を切っていた。
底知れない幸せを噛みしめて、ウキウキ気分
でバイトに向かった。
次の日、学校では。
「来週デートするんだけどね、どこがいいの
かな?」
「ももの行きたいところを言えばいいじゃ
ん。」
「玲くん!ちゃんと真剣に考えてあげなき
ゃ!」
行きたいところって言われても、蓮人と二人
ならどこでも楽しいし。
悩んだ末に、聖菜と玲悟くんに相談すること
に。
「つーか、いつの間に仲直りしてんだ
よ…。」
不満気に呟いた玲悟くんの声は、私の耳には
届かず。
「ももちゃん!最近できたショッピングモー
ルとかどう?」
聖菜はスマホで調べた画面を見せてくれた。
「広くて楽しそう!蓮人に言ってみるね!」
「れ、蓮人…!?」
呆れたように聖菜と私の話を聞いていた玲悟
くんが、突然驚いたように声をあげた。
「お前、蓮人さんのこと呼び捨てにしてたっ
け?」
昨日、いっぱい言わされてはご褒美?をくれ
て、呼び捨てには少し慣れた。
「仲直りして、呼び方も変わったという
か…。」