オオカミ様VS王子様 ~私を賭けたラブゲーム~
呼ばないと心臓が破れそうだったという
か…。
「ももちゃんっ!デートの日、聖菜がももち
ゃんをとびきり可愛くしてあげるっ!」
「えっ?」
聖菜は両手をグッと握って、顔の横でガッツ
ポーズを決めている。
「う、うん!よろしくね、聖菜!」
それから、蓮人にショッピングモールのこと
を伝えて、迎えた仲直りデート当日。
「ももちゃん、おはよう!」
朝から私の部屋に来てくれた聖菜に、ヘアメ
イクを施してもらい、聖菜と一緒に買った、
花柄のワンピースを見に纏った。
「ももちゃん、すっごく似合ってる!可愛
い!」
鏡に映る私は、まるで自分じゃないような気
がした。
「聖菜、ありがとう!」
「どういたしまして!楽しんできてね!」
弾けるような笑顔で送り出してくれる聖菜に
手を振って、待ち合わせ場所の駅に向かっ
た。
駅に着くと、既に到着している蓮人の姿を見
つけて、駆け出す。
「蓮人!おはよ!」
「おは…!」
そんなに表情を変えない蓮人が、大きく目を
見開いて、私を見つめる。
「あの…何か変…かな…?」
いつもと違う私、どう思ってるのかな?
蓮人の返事を待っていると、にやっと笑って
私の手を引き寄せた。
「可愛すぎ。」
その言葉の後、一瞬だけ額に唇が触れた。
「ちょっ…///」
嬉しいけど、恥ずかしくて、私は辺りを見渡
す。誰も私たちのこと見えてないみたい。
か…。
「ももちゃんっ!デートの日、聖菜がももち
ゃんをとびきり可愛くしてあげるっ!」
「えっ?」
聖菜は両手をグッと握って、顔の横でガッツ
ポーズを決めている。
「う、うん!よろしくね、聖菜!」
それから、蓮人にショッピングモールのこと
を伝えて、迎えた仲直りデート当日。
「ももちゃん、おはよう!」
朝から私の部屋に来てくれた聖菜に、ヘアメ
イクを施してもらい、聖菜と一緒に買った、
花柄のワンピースを見に纏った。
「ももちゃん、すっごく似合ってる!可愛
い!」
鏡に映る私は、まるで自分じゃないような気
がした。
「聖菜、ありがとう!」
「どういたしまして!楽しんできてね!」
弾けるような笑顔で送り出してくれる聖菜に
手を振って、待ち合わせ場所の駅に向かっ
た。
駅に着くと、既に到着している蓮人の姿を見
つけて、駆け出す。
「蓮人!おはよ!」
「おは…!」
そんなに表情を変えない蓮人が、大きく目を
見開いて、私を見つめる。
「あの…何か変…かな…?」
いつもと違う私、どう思ってるのかな?
蓮人の返事を待っていると、にやっと笑って
私の手を引き寄せた。
「可愛すぎ。」
その言葉の後、一瞬だけ額に唇が触れた。
「ちょっ…///」
嬉しいけど、恥ずかしくて、私は辺りを見渡
す。誰も私たちのこと見えてないみたい。