オオカミ様VS王子様 ~私を賭けたラブゲーム~
私、好きの気持ちも、楽しい時間も、甘い言
葉ももらってばかりだから。
「ねぇ蓮人。」
「なに?」
恥ずかしくて、蓮人みたいにはできないけ
ど。
「目、閉じて?」
今、私が伝えられる大好きの気持ち、受け取
って?
目を閉じた蓮人の柔らかい唇にゆっくり自分
のものを重ねる。ピッタリとくっついた体か
ら、鼓動が速まっていくのを感じる。
この鼓動は私のもの?蓮人のもの?きっと、
二人のもの。
蓮人に触れた場所から少しずつ離れていき、
目を開けると、至近距離で視線が交わる。
「お礼のつもり…です…。」
恥ずかしさのあまり、敬語になってしまっ
た。蓮人に言われた通り、顔が赤くなってい
くのがわかる。
「お礼、足りないんだけど。」
鼻が触れ合うくらいの距離で見る蓮人の目の
奥が、微かな熱に揺れる。
「蓮人…。」
ただ名前を呼ぶだけで胸が苦しくて、それで
も何度でも名前を呼びたくて。
「もも、おかわりちょーだい。」
蓮人の甘い囁きに誘われるように、もう一度
唇を重ねる。
お互いの体が熱くて、溶けてしまいそう。
離そうとした私の頭にそっと大きな手が添え
られて、何度も角度を変えて深く口づけられ
る。今までのキスの何倍も甘い。
息苦しいのに止められない。
恥ずかしいのに、離れたくない。
蓮人の想いが熱ごと私に伝わってくる。
私の想いも全部伝わっていればいいな。
葉ももらってばかりだから。
「ねぇ蓮人。」
「なに?」
恥ずかしくて、蓮人みたいにはできないけ
ど。
「目、閉じて?」
今、私が伝えられる大好きの気持ち、受け取
って?
目を閉じた蓮人の柔らかい唇にゆっくり自分
のものを重ねる。ピッタリとくっついた体か
ら、鼓動が速まっていくのを感じる。
この鼓動は私のもの?蓮人のもの?きっと、
二人のもの。
蓮人に触れた場所から少しずつ離れていき、
目を開けると、至近距離で視線が交わる。
「お礼のつもり…です…。」
恥ずかしさのあまり、敬語になってしまっ
た。蓮人に言われた通り、顔が赤くなってい
くのがわかる。
「お礼、足りないんだけど。」
鼻が触れ合うくらいの距離で見る蓮人の目の
奥が、微かな熱に揺れる。
「蓮人…。」
ただ名前を呼ぶだけで胸が苦しくて、それで
も何度でも名前を呼びたくて。
「もも、おかわりちょーだい。」
蓮人の甘い囁きに誘われるように、もう一度
唇を重ねる。
お互いの体が熱くて、溶けてしまいそう。
離そうとした私の頭にそっと大きな手が添え
られて、何度も角度を変えて深く口づけられ
る。今までのキスの何倍も甘い。
息苦しいのに止められない。
恥ずかしいのに、離れたくない。
蓮人の想いが熱ごと私に伝わってくる。
私の想いも全部伝わっていればいいな。