オオカミ様VS王子様 ~私を賭けたラブゲーム~
「約束したでしょ?これからは蓮人のためだ
けに作るって。」
いつもクールな蓮人が嫉妬したことに驚いた
っけ。
蓮人と一緒に時間を重ねて、蓮人が嫉妬する
ことも、照れると顔が赤くなることも、実は
ものすごく甘々なことも一つ一つ知っていっ
て、今ではその一つ一つが愛おしい。
「ちゃんと覚えてたんだな。」
子どもを褒めるような手つきで私の頭を撫で
る。
「もう…!子どもじゃないんだからっ!」
やっぱり蓮人の目には、私はまだ子どもに映
ってるのかな…?
「じゃあ、もっと大人なことする?」
「えっ?」
顔をあげた途端、柔らかいものが唇に触れ
る。
「今のは覚えていたことのご褒美。」
離れたはずの唇がまた重ねられて、またゆっ
くりと離れていく。
「今のはプレゼントくれたお礼。」
「これはケーキ作ってくれたお礼。」
「ももがかわいい恰好してるからそのお仕置
き。」
重ねられる度に深くなるキスに体まで溶けて
しまいそうになる。
「もも。愛してる。」
それまでとは違う深い深いキス。甘すぎて胸
が締めつけられるように苦しいのに、やめて
ほしくないと願ってしまう。互いの全てを求
め合うように、想いを重ねていく。
やがて蓮人の大きな手に頭を支えられて、ソ
ファに押し倒されると、今まで感じたことな
いほどの熱に浮かされて、自分の中で何かが
壊れていくような気がした。
けに作るって。」
いつもクールな蓮人が嫉妬したことに驚いた
っけ。
蓮人と一緒に時間を重ねて、蓮人が嫉妬する
ことも、照れると顔が赤くなることも、実は
ものすごく甘々なことも一つ一つ知っていっ
て、今ではその一つ一つが愛おしい。
「ちゃんと覚えてたんだな。」
子どもを褒めるような手つきで私の頭を撫で
る。
「もう…!子どもじゃないんだからっ!」
やっぱり蓮人の目には、私はまだ子どもに映
ってるのかな…?
「じゃあ、もっと大人なことする?」
「えっ?」
顔をあげた途端、柔らかいものが唇に触れ
る。
「今のは覚えていたことのご褒美。」
離れたはずの唇がまた重ねられて、またゆっ
くりと離れていく。
「今のはプレゼントくれたお礼。」
「これはケーキ作ってくれたお礼。」
「ももがかわいい恰好してるからそのお仕置
き。」
重ねられる度に深くなるキスに体まで溶けて
しまいそうになる。
「もも。愛してる。」
それまでとは違う深い深いキス。甘すぎて胸
が締めつけられるように苦しいのに、やめて
ほしくないと願ってしまう。互いの全てを求
め合うように、想いを重ねていく。
やがて蓮人の大きな手に頭を支えられて、ソ
ファに押し倒されると、今まで感じたことな
いほどの熱に浮かされて、自分の中で何かが
壊れていくような気がした。