オオカミ様VS王子様 ~私を賭けたラブゲーム~
「ありがとう。一生宝物にする!」
「大げさだな。これから宝物増える一方だ
な。」
蓮人が何気なく放った言葉は、二人の未来を
約束してくれているような気がして、くすぐ
ったい気持ちになる。
「蓮人も覚悟してね?宝物だらけになって埋
もれちゃうかも!」
私たちは笑い合って、互いの体を抱きしめ合
って、どちらからともなく唇を重ね合う。
深くなっていくキスに必死に応えるけど、次
第に足のちからが抜けていってしまう。
「今日、もものこと離せないかも。」
「えっ…きゃっ!」
意味を理解する前に体が浮き上がって、気づ
けば蓮人に横抱きにされて、ベッドに優しく
降ろされた。
これから始まる甘い時間に胸が高鳴っていく
のがわかる。
「離さないで…?」
私も蓮人と同じ気持ちだよ。離れたくない。
「そんなに煽られると優しくできないか
も。」
「煽ってないからっ!」
蓮人の方こそ色っぽい声で私を煽ってるくせ
に。
「こんなに顔赤くして、誘ってるとしか思え
ないんだけど。」
髪に、額に、瞼に、頬に。焦らすように口づ
けを落としていく。
「蓮人…。」
掠れた声で名前を呼ぶと、目が合って、ふっ
と優しく微笑んでくれる。
「もも…。愛してる。」
次の瞬間、体の芯まで震わせるような熱が全
身を巡り、愛に溺れていった。
「ん…。」
「体、大丈夫か?」
私、寝ちゃってたんだ…。
「大げさだな。これから宝物増える一方だ
な。」
蓮人が何気なく放った言葉は、二人の未来を
約束してくれているような気がして、くすぐ
ったい気持ちになる。
「蓮人も覚悟してね?宝物だらけになって埋
もれちゃうかも!」
私たちは笑い合って、互いの体を抱きしめ合
って、どちらからともなく唇を重ね合う。
深くなっていくキスに必死に応えるけど、次
第に足のちからが抜けていってしまう。
「今日、もものこと離せないかも。」
「えっ…きゃっ!」
意味を理解する前に体が浮き上がって、気づ
けば蓮人に横抱きにされて、ベッドに優しく
降ろされた。
これから始まる甘い時間に胸が高鳴っていく
のがわかる。
「離さないで…?」
私も蓮人と同じ気持ちだよ。離れたくない。
「そんなに煽られると優しくできないか
も。」
「煽ってないからっ!」
蓮人の方こそ色っぽい声で私を煽ってるくせ
に。
「こんなに顔赤くして、誘ってるとしか思え
ないんだけど。」
髪に、額に、瞼に、頬に。焦らすように口づ
けを落としていく。
「蓮人…。」
掠れた声で名前を呼ぶと、目が合って、ふっ
と優しく微笑んでくれる。
「もも…。愛してる。」
次の瞬間、体の芯まで震わせるような熱が全
身を巡り、愛に溺れていった。
「ん…。」
「体、大丈夫か?」
私、寝ちゃってたんだ…。