オオカミ様VS王子様 ~私を賭けたラブゲーム~
番外編 イチャイチャデート
ももの誕生日の場合 ~蓮人side~
今日、4月4日は、オレの愛する彼女、もも
の22歳の誕生日。
去年の夏、聖菜と玲悟の結婚式をしてから、
ずっと考えてた。ももの誕生日にプロポーズ
しようと。
遡ること一か月前。
「龍也。オレさ、ももにそろそろ言おうと思
う。」
「そっか。」
さすが龍也だな。これだけでなんの話かわか
るんだから。
「来月のももの誕生日、ももを驚かせたいん
だけど…」
「今回はももちゃんの力がないから、蓮人の
仕事は多いから覚悟してね。」
オレの頼みをすぐに理解して、それを受け止
めてくれる。
ももが聖菜を親友と呼ぶのと同じように、オ
レの親友は龍也なんだろうな。ってらしくね
ぇか。
それから聖菜と玲悟にも声を掛けて、誕生日
会という名とプロポーズ大作戦に取り掛かっ
た。
「蓮人…?」
「おはよ。」
同棲してから、目が覚めるたびに愛しい彼女
の無防備な寝顔がそばにある。こんな朝を何
度迎えても、何年経っても、幸せだと感じる
んだろうな。
「もも。誕生日おめでとう。」
「ありがとう!」
朝のベッドで抱きついて喜ぶももが可愛すぎ
て、襲いたくなる。でも今は我慢。
「ほら、準備していくよ。」
「うん!」
夕方から始まる誕生会のことは秘密にしてあ
る。オレの一世一代のサプライズ。珍しく少
し緊張している。
オレは用意していた指輪が鞄にあることを確
認して、ももとのデートに向かった。
の22歳の誕生日。
去年の夏、聖菜と玲悟の結婚式をしてから、
ずっと考えてた。ももの誕生日にプロポーズ
しようと。
遡ること一か月前。
「龍也。オレさ、ももにそろそろ言おうと思
う。」
「そっか。」
さすが龍也だな。これだけでなんの話かわか
るんだから。
「来月のももの誕生日、ももを驚かせたいん
だけど…」
「今回はももちゃんの力がないから、蓮人の
仕事は多いから覚悟してね。」
オレの頼みをすぐに理解して、それを受け止
めてくれる。
ももが聖菜を親友と呼ぶのと同じように、オ
レの親友は龍也なんだろうな。ってらしくね
ぇか。
それから聖菜と玲悟にも声を掛けて、誕生日
会という名とプロポーズ大作戦に取り掛かっ
た。
「蓮人…?」
「おはよ。」
同棲してから、目が覚めるたびに愛しい彼女
の無防備な寝顔がそばにある。こんな朝を何
度迎えても、何年経っても、幸せだと感じる
んだろうな。
「もも。誕生日おめでとう。」
「ありがとう!」
朝のベッドで抱きついて喜ぶももが可愛すぎ
て、襲いたくなる。でも今は我慢。
「ほら、準備していくよ。」
「うん!」
夕方から始まる誕生会のことは秘密にしてあ
る。オレの一世一代のサプライズ。珍しく少
し緊張している。
オレは用意していた指輪が鞄にあることを確
認して、ももとのデートに向かった。