オオカミ様VS王子様 ~私を賭けたラブゲーム~
第2章 三角関係、始めました。
王子様とのデートの場合
上京してから、二ヶ月が経ち、景色は夏色に
染まり始めた。
学校にもバイトにも、一人暮らしにも慣れて
きて、相変わらず蓮人さんは学校に迎えに来
たり、龍也さんは過保護すぎたり。
そんな日々を送っていたある日。
「ももちゃん、今度の日曜って予定空いて
る?」
バイト中、龍也さんからこんな風に声をかけ
られて、ヘルプを頼まれることが増えてき
た。
「はい!空いてます!」
「よかった…。」
足をケガした時、龍也さんにもお店にも迷惑
かけちゃったから、頼まれたことは断らない
ようにしている。
「ももちゃん、ここ好きかなぁって思っ
て。」
差し出されたスマホを見ると、かの有名な猫
カフェ。
「うわぁ!!ここ行ってみたいんです!」
動物が大好きな私は、猫カフェというものに
小さな憧れを抱いていた。地元には猫カフェ
なるものはないから、いつか行けたらなぁっ
て思っていたけど…。
「スマホの画面とかケースとか見てると、猫
好きなんだなぁって。日曜日猫カフェデート
しよっか。」
「ででで、デート!!??」
りゅ、龍也さんとデート!?
なぜ、こんなにかっこいい人が私みたいなち
んちくりんと??
頭が混乱する…!
でも、猫カフェにいきたい…。
「オレとデートじゃやだ?」
そんなに甘えた目で見られると、私弱いんだ
けど。
染まり始めた。
学校にもバイトにも、一人暮らしにも慣れて
きて、相変わらず蓮人さんは学校に迎えに来
たり、龍也さんは過保護すぎたり。
そんな日々を送っていたある日。
「ももちゃん、今度の日曜って予定空いて
る?」
バイト中、龍也さんからこんな風に声をかけ
られて、ヘルプを頼まれることが増えてき
た。
「はい!空いてます!」
「よかった…。」
足をケガした時、龍也さんにもお店にも迷惑
かけちゃったから、頼まれたことは断らない
ようにしている。
「ももちゃん、ここ好きかなぁって思っ
て。」
差し出されたスマホを見ると、かの有名な猫
カフェ。
「うわぁ!!ここ行ってみたいんです!」
動物が大好きな私は、猫カフェというものに
小さな憧れを抱いていた。地元には猫カフェ
なるものはないから、いつか行けたらなぁっ
て思っていたけど…。
「スマホの画面とかケースとか見てると、猫
好きなんだなぁって。日曜日猫カフェデート
しよっか。」
「ででで、デート!!??」
りゅ、龍也さんとデート!?
なぜ、こんなにかっこいい人が私みたいなち
んちくりんと??
頭が混乱する…!
でも、猫カフェにいきたい…。
「オレとデートじゃやだ?」
そんなに甘えた目で見られると、私弱いんだ
けど。