上司の過去と部下の秘密〜隠れ御曹司は本気の恋を逃さない〜
「三上さん。はい、お釣りと食後のコーヒーです。私達もいただきました。ありがとうございます」
「羽場ちゃんもありがとう。よし、休憩するか」
机の上を片付けて、3人でランチにすることにした。
外食をする人も多く、オフィス内に残っているのは数人だけだった。いつもならもう少し残っている人が多いけれど、給料日後だからかな。
「羽場ちゃんと川北さんは、何にした?」
「私は三上さんと同じ、唐揚げ弁当ですよ。羽場さんは白身の魚のフライだったよね?」
「はい。小ぶりですが、フライが3個も入っていて、お得感満載ですよ」
「おっ、それもうまそう。俺、食べたことないわ」
机から身を乗り出して、私のお弁当を覗いてくるからか、おもわず仰け反りそうになってしまう。
冷静に……普通に……と、心の中で念じる。
だめだ。どうやったって、三上さんに対して心が反応してしまう。
「羽場ちゃんもありがとう。よし、休憩するか」
机の上を片付けて、3人でランチにすることにした。
外食をする人も多く、オフィス内に残っているのは数人だけだった。いつもならもう少し残っている人が多いけれど、給料日後だからかな。
「羽場ちゃんと川北さんは、何にした?」
「私は三上さんと同じ、唐揚げ弁当ですよ。羽場さんは白身の魚のフライだったよね?」
「はい。小ぶりですが、フライが3個も入っていて、お得感満載ですよ」
「おっ、それもうまそう。俺、食べたことないわ」
机から身を乗り出して、私のお弁当を覗いてくるからか、おもわず仰け反りそうになってしまう。
冷静に……普通に……と、心の中で念じる。
だめだ。どうやったって、三上さんに対して心が反応してしまう。