上司の過去と部下の秘密〜隠れ御曹司は本気の恋を逃さない〜
とりあえず、それ以上深く追求されることはなかったけど、この奇妙なメンバーでの飲み会は遅くまで続いた。

いつもはため息をつきながらする後片付けなのに、なんだか気分良くできた。
恋愛のことを突っ込まれるのは恥ずかしくて嫌だけど、実家に帰ってくるって、こんなに心地良かったんだって感じた。

酔っ払って寝てしまった哲平さんと恵さんに布団をかけて、明日香を起こす。寝ぼけ眼の明日香の体を支えながら、私の部屋のベッドに寝かした。









< 176 / 286 >

この作品をシェア

pagetop