上司の過去と部下の秘密〜隠れ御曹司は本気の恋を逃さない〜
顔合わせとは別に、涼介さんの実母にもご挨拶をさせてもらった。お母さんは再婚されていて、「こちらのことは気にせず、幸せにね」と、温かく声をかけてもらえた。
式の計画と同時に、涼介さんは3LDKの新居を見つけてきた。2人で住むには面積がちょっと広く、部屋数も多い。
「しおりの両親とか、泊まりに遊びに来れるだろ。それに……いずれは家族が増えるかもしれないし。ていうか、しおりとの子どもが欲しい」
私の顔が真っ赤になったのは、言うまでもない。
「しおり、愛してる」
涼介さんがくれる〝愛してる〟は、私にとって魔法の言葉だ。
その一言で、彼のためならなんでもしてあげたいと、強く思う。
「私も。愛してる」
式の計画と同時に、涼介さんは3LDKの新居を見つけてきた。2人で住むには面積がちょっと広く、部屋数も多い。
「しおりの両親とか、泊まりに遊びに来れるだろ。それに……いずれは家族が増えるかもしれないし。ていうか、しおりとの子どもが欲しい」
私の顔が真っ赤になったのは、言うまでもない。
「しおり、愛してる」
涼介さんがくれる〝愛してる〟は、私にとって魔法の言葉だ。
その一言で、彼のためならなんでもしてあげたいと、強く思う。
「私も。愛してる」