初めての to be continued…
「ギョーザ美味しかった!サラダも!」
「良かった。まずいって言われたら立ち直れなかったです」
「これ、いつ作ったの?」
「今朝から仕込みました」
「へー、大変だった?」
「普段は1人でギョーザなんて作りませんからね。でも工作みたいで楽しかったですよ」
「いーなー、工作。じゃあ次は私も一緒に作るね」
かちゃん。
雄大が箸を落とした。
私を見て、固まっている。
私、なにか変なこと言ったかな。
「……どうかした?」
「次が……あるって、思って、いいんですか?」
「え……」
深く考えずに言ったことだった。
次は、私も、一緒に。
次が、ある。
私と雄大は、また、一緒に。
一瞬だったけど、ちゃんと考えた。
そうしたい、と思った。
恥ずかしくなって、下を向く。
でも、伝えたい。
「……いい」
「えっ?」
「思って、いいよ。また、一緒に、ギョーザ食べたい」
顔が熱くなる。多分、赤くなってると思う。
「……ほんとに?」
雄大の声がかすれている。
俯いたまま、頷いた。
次の瞬間。
私は雄大の腕の中にいた。
息が止まった。
胸が苦しい。ばくばくいってる。
思考停止。
でも、いつも隣にいた雄大の匂いがして。
安心もしていた。
ああ。
私、雄大が好きだ。
「良かった。まずいって言われたら立ち直れなかったです」
「これ、いつ作ったの?」
「今朝から仕込みました」
「へー、大変だった?」
「普段は1人でギョーザなんて作りませんからね。でも工作みたいで楽しかったですよ」
「いーなー、工作。じゃあ次は私も一緒に作るね」
かちゃん。
雄大が箸を落とした。
私を見て、固まっている。
私、なにか変なこと言ったかな。
「……どうかした?」
「次が……あるって、思って、いいんですか?」
「え……」
深く考えずに言ったことだった。
次は、私も、一緒に。
次が、ある。
私と雄大は、また、一緒に。
一瞬だったけど、ちゃんと考えた。
そうしたい、と思った。
恥ずかしくなって、下を向く。
でも、伝えたい。
「……いい」
「えっ?」
「思って、いいよ。また、一緒に、ギョーザ食べたい」
顔が熱くなる。多分、赤くなってると思う。
「……ほんとに?」
雄大の声がかすれている。
俯いたまま、頷いた。
次の瞬間。
私は雄大の腕の中にいた。
息が止まった。
胸が苦しい。ばくばくいってる。
思考停止。
でも、いつも隣にいた雄大の匂いがして。
安心もしていた。
ああ。
私、雄大が好きだ。