カラシ色パーカー、冬の隅っこ
飾られた箱と冬の牢獄
今思えば当時、思い描いていた程の大きな差は感じられない。
でも確かに幸せを数値化できるならきっと上がっているだろう。
もちろん、女子ばかりの空間でもいざこざは腐るほどある。
まあ、男女間のことにまつわる恨みだなんだはなくなった。
でもその分、男子の目がないから起きるものもある。
しかも全体の偏差値が上がって、悪口陰口の陰湿さは以前にも増したように思う。
過去に少し口にしたことを引っ張りだされて文句を言われたりする。
だからか、この4年で私にも自分の言葉に保険をかけるようになった。
“きっと”とか“思う”、“だろう”なんていう言葉を乱用して、あくまで私の言葉でも自分の意思を弱く見せ、自分の言葉が自分への刃にならない喋り方をするようになったように思う。
ほら、また。