中庸なる日々。
「でね、僕が思うのは、もしお米1年分を貰ったは良いけど、そんなにお米を使わない人が当選しちゃったらどうなるんだろって事。」

「好きじゃなかったら応募しないよぅ」桃さんの目が輝く。

「それを言われるとツラいなぁ、、」

青くんは第二の仮説を頭の中で整理しだした。

こんな、何の利益を生み出さない事を考えてる時の青くんの思考回路は、そんじょそこらの工場長を凌駕する!

この章のクライマックスに相応しい活躍をするのか青くん!?

「逆にさ、、いっぱい食べる人が、、」

「え~?食べない人から食べる人に変わっただけじゃん。」

「え、、まぁこの際、良いとしようよ。」

「それじゃ、この桃さんが聞いてあげようじゃないか。」胸を張る桃さん。

「お米を1.5倍食べるとして、計算したら…、ええと。」

246.37kgである(筆者)

「そう、約246kg。お米が25袋。」

「その量はスーパーでも置いてないよね。」

「うん同一種類は置かないよね。」

「そう言う問題なの?」

「ごめん。なんだっけ?あぁ、1.5倍の話だったね。」

話をしながらも、雑炊をペロリと平らげていたふたり。


ふぁ、、、くぁ、、


満腹になった時の青くんの思考回路は、そんじょそこらの冬眠明けの熊より鈍いのだ!

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