アイス
はぁっ
はぁっ
はぁ〜
「疲れたー」
「もうっ!なゆくんのバカァ!!あんなに顔近ずけてきたらドキドキが抑えきれないよ.......」
「何?誰の話?」
「えっ.......え!!? えーと.......今
日はいい天気だなぁって」
「ふーん」
後ろに立っていたのはニヤニヤしながらこっちを見てる悠がいた
「なぁ」
「ん?」
「むにってさー」
「うん.......」
「.......」
.*・゚ .゚・*..*・゚ .゚・*..*・゚ .゚・*.
「ちょっと早く言ってよ!」
「やっぱなんでもない」
「え?」
「まぁ.......じゃーな!」
「待って、.......気になる…じゃん?」
むにが悠の袖を掴んだ
「なんだよ鬱陶しいなー」
悠の口調は苛立ってるようにも聞こえてきた
「早く言って!」
中々言ってくれない悠にむには怒鳴った
「.......」
(やばいやばい泣 殺されるー!)
「あっ.......ごめん」
「.......っせぇよ」
悠は下を向いてまま小声で言った
「黙れよ…おばさん!」
「はあぁあぁ!!!?」
「このピチピチ肌のどこがおばさんよ!!」
悠はむにをみて笑ってる
「もーいい.......」
「ごめんって」
「話しかけないでください!」
「っち!」
後ろから一瞬舌打ちの音が聞こえた
「むに」
むには後ろにいる悠をマジマジとみてる
「俺じゃだめか?」
.......
「え?」
むには距離もあったのか小声だったためよく聞こえなかった
「ごめんもっかい言って?」
「おれじゃ.......いや好きな人いる?」
「え?」
「いても教えるわけないじゃん」
悠はにっこり微笑み
「だよね」
と言って帰ってった