私、俺の最後の恋
私は、電車が来る2分前に駅に着いた。

うわぁ、ちょっと危なかった。

自転車あって良かった。

そして、私が駅の階段を登っている時横から男の子が1段飛ばしで私を抜いて行った。

その子はとても背が高くて、カッコイイ人だった。

男の子が背負っているリュックは、あのバスケの強豪校、新栄学園のリュックだった。

名前を聴きたかったけど、新栄学園は私たちの通う塚高とは真逆にあるためホームは私たちの向かい側。

男の子は長い足を早く動かし向こうのホームへといってしまった。
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