君の隣に居させてください
「「じゃあね〜」」

「ばいばーい!」

ここから地獄の始まり。。

自分のこと嫌ってる人と二人きりは普通に辛いよー。。

信号が赤になりそう。

悠は先に渡っちゃった。これで、一緒に帰らなくて済むや。

と思いきや、待っててくれてる。

信号が青になった。

「なんで待っててくれたの?」

『さすがに暗い中、女子ひとりで帰らせるほど冷たくない』

この時からかもしれない。

悠を意識し始めたのは。
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