君の隣に居させてください
「もう戻るよ!さすがに、みんな怒っちゃうから!」

『はーい。。』

拗ねてる所も可愛い。

『あ、月城!さっきの話全部内緒な?』

「う、うん!分かった!」

『約束だからな〜!ほら、行くぞ!』

夢みたいだ、さっきまで喧嘩しそうだったのに、今じゃ腕を引かれながら歩いてる。

さっきの話といい、この状況といい、優香に申し訳ない気持ちが心を埋め尽くす。

だけど、どこか幸せを噛み締めている自分がいて罪悪感で心がいっぱいだ。
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