君だけとトベない~CA達の内緒な休息~
「どういう……意味?不能にでもなった訳?」
さすが理奈。キツイ事を言ってくれる。
明らかに動揺し、怒りかけの肩にそっと触れるとそのまま、まずは座らせる。
どうするか。
理奈には正攻法は通じないだろう。
そう判断すると、突然の賭けに出た。
「理奈さんは……俺の体にしか興味ありませんか?」
「え?それは……」
「俺がここにいる為には、こうして心のカウンセラーになるしかなかったんです」
「そんな俺はもう……必要ありませんか?」