君だけとトベない~CA達の内緒な休息~
「やっぱりこっちが上手じゃないと意味ないからね~」
それは
まだ下手したら10代じゃないか?笑うと一気に幼くなる顔とは不釣合いな言葉で。
「まさか、お前が俺にHの仕方でも教えてくれるってのか??」
ベッドの脇に座ったまま、静かに息をつく俺に
「正解♪っていうか、言葉遣いは??習ってきたんでしょ??」
……ここでも、か。
「今が仕事だっていうなら直す」
面倒だがまぁ、しっかり教え込まれたし。そんな眉間に皺の入った俺の顔を見ると
「そんなに嫌なら別にいいよー。向こうに戻ったらしっかりね♪」
少しも気にしていないのか、ぽんっと肩を叩くと蘭はにっこり微笑んだ。