君だけとトベない~CA達の内緒な休息~
久々に触れる柔らかい髪と、小さな体から伝わる体温で爆発しそうな心臓を黙らす事の出来ないまま
「いつの間にか、詩織の顔を見るだけで癒されてる俺がいた」
「俺は……さっきの揉め事の事だって、何も知らないかもしれない」
「だけど、隣でずっと守って行きたいんだ」
これまで、女なんて大した違いは無いって思っていたのに
隣にいるだけで、こんなに……まるでガキの頃に戻ったみたいな気持ちになるなんて。
ただ一言……好き過ぎる。
そんな気持ちは俺の自信へも変わる。